マンションのインターネットの選び方!おすすめ光回線を専門家が解説

マンション インターネット アイキャッチ

インターネットは、私たちの生活にとって欠かせないものです。しかし、インターネット契約は専門用語が多く、何を選んだらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

自宅のマンションでスマートフォンでの動画視聴やインターネット検索を快適にしたいなら、光回線がおすすめの方法。マンションのインターネット環境や契約内容を知り、適切な光回線を選ぶのが大切です。

この記事では、マンションでのインターネットの選び方や専門家による光回線を選ぶ時のポイント、代表的な光回線6選の紹介を載せています。

マンションの環境に合わせたネット環境を構築することで、ストレスなくネット生活を楽しみましょう。

監修者 監修者

UZUMAXさん

家電情報系動画クリエーター

UZUMAXさん

元家電量販店副店長で、家電情報系動画クリエーター。 YouTubeを通して家電やカメラの魅力を伝え続けている。 小学館「DIME」朝日新聞メディアラボ「MooVoo」などのメディア向け動画にも参加。 誰にでもわかりやすい商品案内を心がけている。 YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/uzumax999/

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光回線とは?一番速く通信できるインターネット回線

光回線とは自宅で利用できるインターネット回線のひとつです。光回線は光ファイバーを使った、インターネット回線の中で最速の通信方法です。

光回線は通信速度が速いだけでなく、安定したインターネット回線であることも特徴です。回線が安定すると、突然ネットがつながりにくくなったり、急に動作がカクカクしたりといったことがなくインターネットが利用できます。

光回線のメリット・注意点
メリット
  • 通信速度が速い
  • 安定したインターネット回線
  • 毎月定額で無制限に利用可能
注意点
  • 月額利用料金が高額
  • 工事が必要
  • 中途解約で違約金発生

快適なインターネット環境は、水道や電気と同じように生活に欠かせないものです。自宅にいる時間をより快適にしたいなら、安定して速度も速い光回線がいいでしょう。

マンションのインターネット環境を確認!契約書の表記から特徴を知る

マンションへの引越しを検討している人にとって、引越し先のインターネット環境がどうなっているか気になるところです。

よくある表記としては「インターネット完備」「インターネット対応」「インターネット未対応」があります。それぞれの特徴を知ったうえで、マンションのインターネット環境を確認しましょう。

契約書の表記 インターネット環境
インターネット完備 すぐに無料でインターネットが使える
インターネット対応 インターネットを利用するために工事が必要になる
インターネット未対応 インターネット利用環境が一切ない

1.インターネット完備なら、すぐに無料でネットが使える状態

「インターネット完備」とは、インターネット回線が部屋まで引き込まれており、すぐに無料でインターネットが利用できる状態です。
回線工事やプロバイダ契約を自分で行う必要がないため、接続設定すればすぐにインターネットが使えます。

プロバイダとは

光回線をインターネットにつなげる役割を担う事業者のこと。光回線でインターネットを利用するには、基本的に「光回線サービス」と「プロバイダ」の契約が必要。

インターネット利用のための手間を省けること、工事費用やプロバイダ契約による初期費用が抑えられることがインターネット完備マンションのメリットです。

注意点として、マンション入居者全員がすでに導入されている同じインターネット回線を利用するため、利用者が多い時間帯では通信速度が遅くなることがあります。解決するために新たにインターネット回線を契約することもあるかもしれません。

入居後すぐにインターネットを利用したい、インターネット利用のために手間を省きたい人にとって、「インターネット完備」マンションはおすすめです。

「インターネット完備」のマンションでネットを利用するためにやるべきこと

「インターネット完備」のマンションで、インターネットを使うためにやるべきことは特にありません。接続設定をすれば入居日からすぐに無料でネットの利用が可能です。インターネットを利用するための回線工事や、プロバイダ契約などの面倒な手配が不要のマンションといえます。

2.インターネット対応なら部屋でネットを使うために工事が必要な状態

「インターネット対応」とは、屋外からマンション共用スペースまで光ケーブルを引き込む回線工事が完了している状態です。

ただし、共有スペースから部屋までインターネット回線を引き込む工事が必要であるため、入居後すぐにインターネットを使えません。自宅までの工事費が必要になることを事前に伝える必要があります。

入居者全員が同じインターネット回線を利用するため、利用者が多い時間帯では通信速度が遅くなることがあります。解決したい場合は自身で新たにインターネット回線の契約が必要です。

インターネット対応マンションは基礎的な工事(おもに屋外工事)が完了しており、共有スペースから自室まで回線を引き込む工事を実施します。インターネット利用のために手間を少しでも省きたい人には「インターネット対応」マンションがおすすめです。

「インターネット対応」のマンションでネットを利用するためにやるべきこと

「インターネット対応」のマンションでインターネットを使うために行うべきことは以下の通りです。

インターネット対応マンションでネットを利用するために行うこと

  • 共有スペースから部屋までの回線工事
  • プロバイダの契約
  • (導入されているインターネット回線によって契約不要の場合あり)

マンションに導入されているインターネット回線事業者に電話し、共有スペースから部屋までの回線工事を実施する日程を決めます。連絡先はマンションの管理会社に聞けばすぐに教えてもらえます。

共有スペースから部屋までの回線工事は、外からインターネット回線を引き込む工事に比べ、短時間で済ませることが可能です。インターネット対応マンションでは、大きな負担なくインターネットを利用できるでしょう。

3.インターネット未対応ならマンションにネット環境が一切ない状態

「インターネット未対応」とは、マンション内にインターネット回線が一切導入されていない状態をいいます。部屋でインターネットを使うための環境が一切整っていないため、利用までに時間がかかります。

インターネットを利用するためには、マンションの管理会社やオーナーに許可をもらい、マンションの共用スペースにインターネット回線設備を導入することが必要です。その後光回線とプロバイダの新規契約、部屋までの開通工事が完了すれば、部屋でインターネットを利用できます。

インターネットを利用するための手間がかかる反面、自分が利用したいインターネット回線を利用できる点がメリットです。

インターネット利用のための準備を負担と感じず、自分の利用したいインターネット回線がある人には、インターネット未対応マンションはおすすめです。

「インターネット未対応」のマンションでネットを利用するためにやるべきこと

「インターネット未対応」のマンションでネットを使うために行うべきことは以下の通りです。

インターネット未対応マンションでネットを利用するために行うこと

  • マンション管理会社やオーナーの許可
  • 光回線とプロバイダを契約
  • インターネット回線の引き込み工事

まずインターネット回線をマンションに導入してよいか、マンション管理会社やオーナーに許可を得ます。許可を得たら、どこのインターネット回線を利用するか決めます。決定後はインターネット回線開通工事が必要です。

工事日程を決めたらマンション管理会社に連絡しましょう。外から引き込んだインターネット回線を保管する共有部分を、管理人に開けてもらう必要があるためです。回線開通工事が完了して初めてインターネットを利用できます。

インターネット事業者の選定から回線の導入まで、インターネットを利用するために行うことは多くハードルもあります。しかし、利用したいインターネット回線がある人にとってはおすすめです。

マンションのインターネット設備を確認

マンションにおける光回線の配線方式は「光配線方式」「VDSL方式」「LAN配線方式」の3種類に分類されます。

特徴 最大通信速度
光配線方式
  • 最も速い配線方式
  • 各部屋まで
    光ファイバーケーブルで接続
1Gbps
回線業者の性能通り
VDSL方式
  • マンションで最も多い方式
  • 建物の入り口から各部屋まで
    電話回線で接続
100Mbps
LAN配線方式
  • 利用者が増える時間帯は遅くなる
  • 建物の入り口から部屋まで
    LANケーブルで接続
100Mbps

参考:マンションタイプの配線方式について|NTTコミュニケーションズ
参考:マンションの光回線の種類について|OCN光

配線方式とは共用スペースから各部屋までのどのように光回線を届けるかを表したものです。マンションで光回線を利用する場合、光回線の配線方式によって通信速度は大きく変わります。

光配線方式は、電柱から引き込んだ光回線の性能をそのまま引き継ぐことが可能です。

VDSL方式やLAN配線方式は、部屋まで光回線で接続されないため通信速度が遅くなってしまいます。

通信速度は快適にインターネットを利用するための重要なポイントです。
配線方式は管理会社に確認すればすぐにわかります。ストレスなくインターネットを利用するために、住んでいるマンションがどのような配線方式なのか確認しておきましょう。

1.光配線方式なら各部屋まで光ファイバーケーブルでつながっており、通信速度が最も速い

光回線方式のイメージ図

光配線方式とは、電柱から各部屋まで光ファイバーケーブルを利用して接続する方式です。

すべて光ファイバーケーブルで接続されているため、光回線の性能をそのまま引き継げるため、最も速い通信速度で利用できます。光配線方式のマンションは、最も速い通信速度でインターネットを利用できます。

2.VDSL方式なら電話回線と光回線を利用したマンションで最も多いタイプ

VDSL方式 イメージ

VDSL方式のイメージ図。

VDSL方式とは、光回線と電話回線を利用し各部屋まで接続する配線方式で、多くのマンションで使われています。

電柱からマンションの共有スペースまで光ファイバーケーブルを引き込み、共用スペースから各部屋へ電話回線で接続しています。
VDSL方式は、光配線方式に比べて最大通信速度が10分の1に低下します。電磁波の影響を受けやすい電話回線は電磁波の影響を受けやすいため通信速度が不安定になるためです。

最大通信速度が低いVDSL方式に不満を感じる人は、高速通信を提供する光回線事業者と契約することをおすすめします。

3.LAN配線方式なら部屋にあるLANケーブルにつないでネットが使える

LAN方式のイメージ図

光回線とLANケーブルを利用し、各部屋まで接続する配線方式がLAN配線方式です。

電柱からマンションの共用スペースまで光回線を引き込み、共用スペースから各部屋へはLANケーブルで接続。電柱から引き込んだ光回線の性能をそのまま引き継げないため、通信速度は光配線方式に比べて劣ります

LAN配線方式に不満を感じる人は、高速通信を提供する光回線事業者と契約することがおすすめです。

4.ADSL回線なら電話回線のみでインターネットと接続できる

ADSLイメージ図

ADSLは、部屋までのすべての通信回線を電話回線で接続する配線方式です。そのため、通信速度は他の配線方式に比べもっとも低速です。

ADSLは最長2024年3月末で廃止・終了されてしまいます。将来利用できなくなってしまうため、ADSLを利用している人は光回線事業者への変更をおすすめします。

光回線の種類は?フレッツ光かそれ以外かで3つに分けられる

特徴 事業者の具体例
フレッツ光
  • 日本全国で利用可能
  • 大手NTTのていねいなサポートを受けられる(初心者でも利用しやすい)
NTT西日本・NTT東日本のフレッツ光
光コラボレーション
  • フレッツ光と同じ回線を利用
  • キャンペーンが豊富
  • ドコモ光
  • So-net光プラス
  • ソフトバンク光
独自の光回線
  • 独自回線のため回線の混雑が発生しづらい
  • 提供エリアが限られる
  • NURO光
  • auひかり

光回線は3種類あります。フレッツ光と、フレッツ光の回線を借り受けて利用者に提供する光コラボレーション、フレッツ光以外の光回線を開設し、利用者に提供する独自の光回線があります。それぞれの特徴を知ることは光回線の事業者を選ぶうえで重要なポイントです。

1.全国で圧倒的なシェアを誇るNTTのフレッツ光

フレッツ光のメリット・デメリット
メリット
  • 全国ほとんどの地域で利用できる
  • プロバイダを自由に契約できる
  • 法人向けサービスが充実
デメリット
  • 月額料金が他より高い
  • プロバイダ契約が別途必要
  • 個人向けキャンペーンが少ない

フレッツ光は、光回線の先駆け的存在であり、NTTとあって高い知名度を誇っています。全国ほとんどの地域で利用できるメリットがある一方、月額料金が高いことや個人向けキャンペーンが少ない点がデメリットです。

現在多くの事業者が提供する光回線は、光回線とプロバイダの契約がセットになっています。しかしフレッツ光は、光ファイバー回線を提供するサービスです。自宅でインターネットを使うには、別途プロバイダも契約しなければなりません

光回線とプロバイダを個別に契約することで、支払いや解約の手続きが二重に発生する場合もあります。手続きや対応が増えることに不便さを感じる人も多くいるでしょう。しかしプロバイダを自由に選べることは、自分に合った光回線を選びたい人にとって、大きなメリットといえます。なぜなら、プロバイダによって月額料金や通信環境は大きく変わるからです。

月額料金を抑えたい人や、快適なインターネット環境を作りたいなど、自分に合ったプロバイダと契約できることはフレッツ光の大きなメリットです。

2.フレッツ光の回線を活用した光コラボレーション

光コラボレーションとは、プロバイダや携帯キャリアなどの事業者がフレッツ光の回線を借り受けて販売しているサービスです。

同じフレッツ光の回線を利用するため、すでにフレッツ光を契約している人は、回線工事なしで利用できます。また個人利用者向けのキャンペーンが充実しているため、年々利用者が増えています。

光コラボレーションのメリット・デメリット
メリット
  • 月額料金がフレッツ光より安い
  • スマホセット割など個人向けキャンペーンが充実
  • 回線引き込み工事なしにフレッツ光から転用できる
デメリット
  • 通信速度が遅くなる可能性あり
  • プロバイダによって違約金がかかる可能性あり
フレッツ光と光コラボレーションの契約者推移 2017年3月 2021年3月
フレッツ光 1,130万件 731万件
光コラボレーション 874万件 1,524万件

携帯キャリアが行うスマホセット割は、光回線を契約することでスマホ月額料金の割引を受けられるためお得です。スマホセット割を活用することで、スマートフォンの月額料金を節約できます。離れた場所に暮らす家族も含めて割引を適用できる場合もあるため、キャリア変更の予定がなければ長期的に利用するとよりお得です。

他にもキャッシュバックや工事費無料キャンペーンを行なっており、フレッツ光からの切り替えを促すサービスが充実しています。

光コラボレーションは手間なく切り替えられるため、フレッツ光に不満がある人におすすめの光回線です。

3.フレッツ光が使っていない回線を活用した独自の光回線

独自の光回線とは、NTTが提供するフレッツ光の回線を使用せず、自社で開通した光回線を利用者に提供する事業者のことです。

利用者が限られることから、時間帯を問わず快適にインターネットを利用できます。

独自の光回線のメリット・デメリット
メリット
  • 安定して快適なインターネット利用できる
  • スマホセット割りなど個人向けキャンペーンが充実
デメリット
  • 提供エリアが限られる
  • 中途解約で違約金が発生する場合がある(フレッツ光、光コラボも同様)

それぞれの事業者で独自のキャンペーンが充実していることも特徴です。

例えば月額料金の割引や、プレゼント特典などさまざまなキャンペーンを行っています。あわせてセキュリティ対策や、サポート体制が充実しているサービスも多いため、光回線を初めて利用する人も安心感があります。

しかし、独自回線の場合、フレッツ光や光コラボレーションと比較すると提供エリアが限られる点がデメリットといえます。利用したい場合は、事前に提供エリアを確認しておきましょう。

独自の光回線は、回線の混雑による通信速度の遅延を避けたい人や充実したキャンペーンを利用したい人におすすめの光回線です。

専門家が解説!光回線の事業者を決める5つのポイント

光回線の事業者を決めるとき、確認すべきポイントは以下の通りです。

光回線の事業者を決めるときに確認すべきポイント

  • スマホ料金セット割
  • 月額利用料金
  • キャンペーン
  • 通信速度
  • 対応エリア

光回線を提供している事業者は多くあります。自分に合った光回線を探そうと思っても、何を基準に比べればよいかわかりにくいものです。
インターネットに関する費用を抑え、快適に利用するために上記5つのポイントを確認しておきましょう。

1.スマホ料金のセット割を確認

光回線の事業者を選ぶ際、使っているスマホの料金が安くなるキャンペーンを利用できるか確認しましょう。

利用キャリア 光回線 スマホ月額料金
割引額
ドコモ
  • ドコモ光
最大1,100円/月
au
  • auひかり
    関西地方:eo光
    東海地方:コミュファ光
    四国地方:ピカラ光
    九州地方:BBIQ
  • So-net光プラス
最大1,100円/月
ソフトバンク
  • ソフトバンク光
  • NURO光
最大1,100円/月

※割引額は税込

スマホセット割を実施している光回線では、スマホ代が年間10,000円以上も安くなります。通信費は毎月家計に負担を与える費用です。光回線はスマホ料金のセット割を利用できる携帯キャリアで光回線を選ぶことをおすすめします。

2.月額利用料金を確認

光回線と月額料金の比較 月額料金
ドコモ光 戸建てタイプ:5,720円
マンションタイプ :4,400円
NURO光 戸建て・マンションタイプ
  • 5,200円
    3年間継続利用プラン契約の場合1〜12ヵ月は
    月額980円で利用できるキャンペーンあり
So-net光プラス 戸建てタイプ:6,138円
マンションタイプ :4,928円

光回線の月額利用料を確認しましょう。
光回線は2年から3年契約が主流です。月額料金の差が500円であっても、3年間契約すれば18,000円になります。月額利用料金は各社さまざまです。また小さな金額であっても積み重なれば大きな金額差となります。少しでも安く契約したいなら、月額料金が安いところで契約することがおすすめです。

3.キャンペーンを確認

お得に光回線を契約したいならどのようなキャンペーンを利用できるか確認しましょう。
光回線で利用できるおもなキャンペーンは、以下のとおりです。

光回線契約時に利用できる主なキャンペーン

1.キャッシュバックキャンペーン
2.光回線工事費用無料キャンペーン
3.乗り換え費用負担キャンペーン
4.高性能Wi-Fiルーターレンタルキャンペーン

キャッシュバックだけでなく、工事費用負担や解約費用負担キャンペーンを含めて光回線を比べましょう。なぜならキャンペーンで受けられるキャッシュバックや割引をふまえた結果、トータルで支払う実質費用が安くなることがあるからです。
しかし契約期間が長くなると、月額料金が安い方がトータルでかかる費用を抑えられる傾向にあるため、どれくらいの期間利用するかを考えておくことは重要です。

光回線にかける費用はできるだけ抑えたいと考える人は、キャンペーンを含めた実質月額料金で比較することをおすすめします。

4.通信速度を確認

光回線 平均通信速度(2021年11月30日 13時現在)
フレッツ光 上り:205.52Mbps
下り:270.31Mbps
ドコモ光 上り:206.81Mbps
下り:267.1Mbps
NURO光 上り:447.67Mbps
下り:504.89Mbps

(出典:みんなのネット回線速度

光回線の通信速度は快適に利用するための重要なポイントです。最大通信速度は、あくまで理論上の数値となります。実際の通信速度は通信環境により異なるため、上記の平均速度のように実測値をチェックするとよいでしょう。

通信速度が遅いと利用中に止まったりしてストレスを感じることも。特にオンラインゲームや長時間の動画視聴を中心に利用したいと考えている人にとって、快適に利用するために通信速度は重要です。

事業者によって平均通信速度が2倍以上差が出ることもあります。光回線自体、通信速度は速いものなので、通常利用する分には問題ありません。しかし長時間の動画視聴やオンラインゲームを頻繁に利用したい人は、実測値の高い通信速度を売りにしている光回線を契約することをおすすめします。

5.対応エリアを確認

住んでいる場所によっては、利用できない光回線があります。

光回線は電柱から光ファイバーケーブルを引き込み利用するため、住んでいるエリアが提供範囲外である場合は利用できません。住んでいる場所で希望する光回線が使えるかの確認方法は主に3つあります。

光回線提供エリアの確認

1.光回線の公式ホームページを確認
2.光回線事業者に電話確認 3.申し込み窓口で確認

公式ホームページで確認するのが最も負担のない方法です。利用したい光回線を見つけたときは、住んでいる場所が提供エリアか事前に確認しておきましょう。

代表的な光回線をピックアップ!おもな特徴を徹底比較

事業者 おもな特徴 リンク
フレッツ光 知名度が高い光回線 ≫≫ 全国で圧倒的なシェアが自慢のフレッツ光
ドコモ光 ドコモユーザーにおすすめの光回線 ≫≫ ドコモユーザーにおすすめのドコモ光
auひかり 豪華なキャンペーンを利用できる光回線 ≫≫ キャッシュバックやキャンペーンが豪華なauひかり
NURO光 トップレベルの高速通信を利用できる光回線 ≫≫ トップレベルのインターネット高速回線のNURO光
ソフトバンク光 手間なくスムーズに利用できる光回線 ≫≫ プロバイダ選択が不要で手間なく契約可能なソフトバンク光
So-net光プラス 高額キャッシュバックを受けられる光回線 ≫≫ 高額キャッシュバックを受けられるSo-net光プラス

光回線を取り扱っている事業者は多くあり、どの光回線を選べばよいか決めきれないものです。そのため、ここからは代表的な光回線の特徴を紹介します。

1.全国で圧倒的なシェアのフレッツ光

フレッツ光 公式

(出典:フレッツ光

フレッツ光の特徴

  • 全国ほとんどの場所で利用できる
  • プロバイダを自由に選べる
  • 高い月額料金で利用する

NTT東日本とNTT西日本が運営する、国内で最も利用されている光回線サービスがフレッツ光です。
光回線の対応エリアカバー率は東日本で95%、西日本で93%を超えています。広いエリアで利用できることは、フレッツ光ならではの大きな特徴です。また、光ファイバーを使った高速通信の先駆け的な存在として、高い知名度を誇っています。

全国展開しているためどこでも契約しやすい点や、プロバイダを自由に選べる点がメリットです。一方デメリットは、他の光回線に比べて月額料金が高いこと、個人向けのキャンペーンが少ないことです。

確認すべきポイント
スマホ料金セット割 なし
月額料金 【戸建て】
東日本:5,940円
西日本:4,730円
※別途プロバイダ料必要(フレッツ光ネクスト定額プランの場合)
【マンション】
東日本:4,455円
西日本:4,345円
※別途プロバイダ料必要(フレッツ光ネクスト定額プランミニ4部屋以上の場合)
キャンペーン
  • にねん割
    月額料金:770円割引
  • ギガ・スマート割
    月額料金:412.5円割引(24ヵ月間)
通信速度
(平均速度)
上り:187.28Mbps
下り:254.87Mbps
対応エリア 全国(フレッツ光西日本・東日本)

≫≫ フレッツ光|全国で圧倒的なシェアが自慢

2.スマホがドコモのユーザーにおすすめのドコモ光

ドコモ光 公式

(出典:ドコモ光

ドコモ光の特徴

  • ドコモユーザーに有利な特典を受けられる
  • フレッツ光と同じ回線であるため全国ほとんどの場所で利用できる
  • ドコモユーザーにお得なキャンペーンを利用できる

NTTドコモが運営するドコモユーザーにおすすめの光回線が、ドコモ光です。ドコモ光はフレッツ光の回線を借り受けてサービスを提供しています。

有料オプションに加入せずとも、dポイント20,000ptや新規工事費用が無料になるキャンペーンが充実。
また、ドコモスマホでセット割を使える唯一の光回線がドコモ光です。料金面でお得に契約したいドコモユーザーなら、まず検討することをおすすめします。

確認すべきポイント
スマホ料金セット割 ドコモ光セット割
スマホ料金から1,100円割引
月額料金 【戸建て】5,720円
【マンション】4,400円
キャンペーン
  • 新規工事費用無料キャンペーン
  • dポイント:20,000ptプレゼント
通信速度
(平均速度)
上り:201.84Mbps
下り:256.65Mbps
対応エリア 全国(フレッツ光の提供エリアに準ずる)

≫≫ ドコモ光|スマホがドコモのユーザーにおすすめ

3.キャッシュバックやキャンペーンが豪華なauひかり

auひかり 公式

(出典:auひかり

auひかりの特徴

  • auユーザーに有利な特典を受けられる
  • フレッツ光に比べて速い通信速度の光回線を利用できる
  • 高額な還元を受けられる

KDDIが提供するauのスマホユーザーにおすすめの光回線がauひかりです。

auひかりはKDDI独自の光回線網を利用者に提供しています。同じ回線の利用者が少ないため、速度の遅延が発生しにくく、快適にインターネットを利用できます。

ただし、独自の回線網であるため、利用できないエリアがある点には注意が必要です。

auひかりは高額な工事費用の無料キャンペーン・乗り換え費用負担キャンペーンなどの特典が充実した光回線です。auのスマホとセットで契約することで、毎月のスマホ代が安くなる「auスマートバリュー」という割引も利用できます。

auひかりは、高額なキャンペーンや料金面でお得に契約したいauユーザーにおすすめの光回線です。

確認すべきポイント
スマホ料金セット割 auスマートバリュー
スマホ料金から最大1,100円割引
月額料金 【戸建て】
1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目:5,390円
※1ギガ:ずっとギガ得プラン(3年契約)
【マンション】
3,740~5,720円
キャンペーン
  • 光回線開通工事費用無料キャンペーン
    戸建て:41,250円
    マンション:33,000円
  • 他社乗り換え費用負担キャンペーン
    最大30,000円
通信速度
(平均速度)
上り:334.36Mbps
下り:397.82Mbps
対応エリア 戸建てタイプ:一部利用できないエリアあり
※山梨県を除く東海甲信地方、関西地方、沖縄は提供エリア外
マンションタイプ:全国
※マンションの設備によって利用できないケースあり

≫≫ auひかり|キャッシュバックやキャンペーンが豪華

4.トップレベルのインターネット高速回線のNURO光

NURO光 公式

(出典:NURO光

NURO光の特徴

  • 業界最高水準の速度の光回線を利用できる
  • 個人向けの充実したキャンペーンを利用できる
  • ソフトバンクユーザーに有利な特典を受けられる

NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線サービスです。
独自の光回線網を提供しており、通信速度を重視したい人におすすめします。最大速度2Gbpsという高速通信が可能で、他社回線の一般的な最大速度が1Gbpsであることから倍以上の速さを誇ります。

回線を利用できるのはNURO光の契約者だけなので、フレッツ光のような回線混雑が発生しにくいと言えます。
また、キャンペーンが充実している点も特徴。キャッシュバックや工事費用無料、乗り換え費用負担キャンペーンなどを利用できます。

NURO光の平均通信速度は、他社に比べ約2倍のスペックを誇ります。

確認すべきポイント
スマホ料金セット割 ソフトバンクのおうち割 光セット
スマホ料金から最大1,100円割引
NURO光電話(毎月330円または550円)加入が必須
月額料金 【戸建てマンション】
  • 5,200円
    3年間継続利用プラン(G2Tプラン)契約の場合
    1〜12ヵ月は月額980円で利用できるキャンペーンあり
キャンペーン
  • 43,000円キャッシュバックキャンペーン
  • 光回線開通工事費用44,000円無料キャンペーン
  • 他社乗り換え費用負担キャンペーン
    最大60,000円
通信速度
(平均速度)
上り:433.24Mbps
下り:489.61Mbps
対応エリア 地域限定
北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県

サービス提供エリア|NURO光

≫≫ NURO光|トップレベルのインターネット高速回線

5.プロバイダ選択がなく手間なく契約可能なソフトバンク光

Softbank光 公式

(出典:ソフトバンク光

ソフトバンク光の特徴

  • 手間なくスムーズに光回線を利用できる
  • ソフトバンクユーザーにお得なキャンペーンあり
  • 高額な還元を受けられる

ソフトバンク株式会社が提供する、手間なくスムーズに利用できる光回線がソフトバンク光です。

ソフトバンク光は、フレッツ光の回線網とプロバイダがセットになって販売されています。光回線の利用に必要なものがパッケージ化された商品であるため、手間なくスムーズに光回線が利用できます。

ソフトバンク光は、高額な工事費用無料・乗り換え費用負担キャンペーンを利用できる特典が充実しています。ソフトバンクやワイモバイル利用者は、毎月のスマホ代が安くなる「おうち割光セット」という割引も使えます。

手間なくスムーズに利用でき、高額キャンペーンや料金面で、お得に契約したいソフトバンクユーザーにおすすめの光回線です。

確認すべきポイント
スマホ料金セット割 おうち割 光セット
ソフトバンクとワイモバイルの
スマホ料金から最大1,188円割引
月額料金 【戸建て】5,720円
【マンション】4,180円
キャンペーン
  • 24,000円キャッシュバックキャンペーン
  • 光回線開通工事費用26,400円無料キャンペーン
  • 他社乗り換え費用負担キャンペーン
    最大10万円
通信速度
(平均速度)
上り:203.24Mbps
下り:304.26Mbps
対応エリア 全国(フレッツ光の提供エリアに準ずる)

≫≫ ソフトバンク光|プロバイダ選択がなく手間なく契約可能

6.高額キャッシュバックを受けられるSo-net光プラス

So-net光プラス 公式

(出典:So-net光プラス

So-net光プラスの特徴

  • 高額キャッシュバックなど充実したキャンペーン
  • auユーザーにお得なキャンペーンあり
  • 訪問設定サポートを無料で利用できる

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する、高額なキャッシュバックを受けられる光回線がSo-net光プラスです。So-net光プラスは、フレッツ光の回線網とプロバイダ「So-net」がセットになって販売されています。

有料オプションに加入することなく60,000円のキャッシュバックを受けられる点がSo-net光プラスの特徴です。また初回のパソコン設定を無料でサポートしてくれるサービスがあるため初心者でも利用しやすいでしょう。

auユーザー利用者は、毎月のスマホ代が安くなる「auスマートバリュー」という割引も利用できます。

高額なキャッシュバックや安心して光回線を利用したい人におすすめの光回線です。

確認すべきポイント
スマホ料金セット割 auスマートバリュー
スマホ料金から最大1,100円割引
月額料金 【戸建て】6,138円
【マンション】4,928円
キャンペーン
  • 60,000円キャッシュバックキャンペーン
  • 光回線開通工事費用26,400円無料キャンペーン
  • Wi-Fiルーター無料(通常440円)
  • 訪問設定サポート1回無料
通信速度
(平均速度)
上り:232.74Mbps
下り:304.57Mbps
対応エリア 全国(フレッツ光の提供エリアに準ずる)

≫≫ So-net光プラス|高額キャッシュバックを受けられる

マンションで光回線を利用するための手順

マンションで光回線を利用する手順は以下の通りです。

光回線の利用手順

1.マンションのインターネット環境と設備を確認
2.光回線事業者を決定
3.工事日をマンション管理会社に連絡
4.工事に立会い
5.インターネットを接続

光回線事業者を決定してから工事が完了しインターネットを使えるまでの期間は、工事の混み具合によって1〜3ヵ月かかることもあります。利用までに行う手順を確認し、インターネットを使いたい時期に間に合うように計画を立てておきましょう。

1.マンションのインターネット環境と設備を確認

まず住んでいるマンションで利用できる光回線を確認しておきましょう。なぜならマンションのインターネット環境では利用できない光回線もあるためです。

例えばフレッツ光が導入されているマンションで、NURO光に切り替えたい場合は光回線の開通工事が必要です。仮にマンションの規約で回線工事が認められないと、NURO光に切り替えられません。

住んでいるマンションのインターネット環境や設備を調べ、利用できる光回線は何か確認した上で光回線事業者を探しましょう。

2.利用したい光回線の事業者を決定

どこの光回線を利用するか決めます。光回線の事業者を決めるときに確認すべきポイントは以下5点です。

光回線の事業者を決めるときに確認すべきポイント

  • スマホ料金のセット割
  • 月額利用料金
  • キャンペーン
  • 通信速度
  • 対応エリア

魅了的に感じた光回線を見つけたときは、住んでいる場所に対応しているか確認しましょう。対応エリアの確認方法は主に3つあります。

光回線提供エリアの確認

  • 光回線の公式ホームページを確認
  • 光回線事業者に電話確認
  • 申し込み窓口で確認

公式ホームページで確認するのが最も負担のない方法です。利用したい光回線を見つけたときは、住んでいる場所が提供エリアか確認しておきましょう。

3.工事日を決めて管理会社に連絡

光回線を申し込むと工事日程の調整をします。日程が決まったら管理会社へ連絡しましょう。

マンションの場合、電柱から引き込んだ光回線を一旦共有部分に保管します。その後共有部分から各部屋へ接続します。

工事日には共有部分を管理人に開けてもらう必要があるため、日程が決まったら必ず管理会社へ連絡しましょう。

4.工事に立ち会う

開通工事は部屋まで光回線を引き込むため立ち会いが必要です。

工事時間はおよそ1〜2時間ほどで完了します。予約を決めてから工事日が1ヵ月以上先になることもあるため、忘れずに日程をメモしておきましょう。

5.パソコンやスマホをインターネットに接続

光回線を部屋に引き込む工事が完了したら、パソコンやスマホをインターネットに接続します。

接続が困難な人は訪問サポートサービスを活用しましょう。光回線事業者には、キャンペーンの一環で無料の訪問接続をサポートしているところもあります。インターネットの接続に不安がある人は、利用を検討してみるのも手です。

光回線の利用前に工事が必要になるケースがある

立会いが必要となるケース 立会い不要なケース
  • マンションに光ファイバーケーブルが引き込まれていない場合
  • 部屋に光コンセントが設置されていない場合
  • マンションに光ファイバーケーブルが引き込まれており、部屋に光コンセントが設置されている場合
  • 事業者変更で乗り換える場合

光回線の種類によって、インターネットを利用するために立会い工事が必要となる場合があります。

光ファイバーケーブルの引き込みや光コンセントの設置が必要な場合は、入居者立会いのもと工事が必要です。すでに光ファイバーケーブルが接続されている場合や光コンセントが設置されている場合は、新たに工事を行う必要はありません。

自身のマンションで新たに光回線を契約する場合、回線工事が必要かどうか確認しましょう。

1.立会いが必要な工事

マンションに光ファイバーケーブルが引き込まれていないケースや、部屋に光コンセントが設置されていないケースは入居者立会いのもと工事が必要です。立会いのもと行う光回線工事の流れは以下の通りです。

立会いが必要な光回線工事の手順

1.光ファイバーケーブルの引き込み
2.光コンセントの設置
3.HGW(ホームゲートウェイ)の設置

用語の説明

  • 光コンセント
    光ファイバーケーブルを室内に引き込むのに必要な機器
  • HGW(ホームゲートウェイ)
    光コンセントとパソコンや通信機器を繋ぐために必要な機器

光回線の工事で最初の作業は、マンション近くの電柱から光ファイバーケーブルを住宅内に引き込む作業です。引き込んだ光ファイバーケーブルはマンション共有部分のスプリッタを経由します。

次に行う作業は、マンション内に引き込んだ光ファイバーケーブルを、部屋に引き込む作業です。光ファイバーケーブルをインターネットを利用する部屋まで引き込み、部屋に光コンセントを設置します。

最後に光コンセントとHGW(ホームゲートウェイ)の2つの機器を接続し、光回線が開通しているかのテストを行います。

光回線の開通が確認できたら工事は終了です。
光回線の開通工事には1〜2時間ほどかかります。住んでいる部屋に光回線を引き込む作業が必要であるため、光回線開通工事には立ち会いが必要です。

2.立会いが不要な工事

マンションに光ファイバーケーブルが引き込まれており、部屋に光コンセントが設置されているケースは立会い工事が不要です。また事業者変更で光回線を乗り換えるケースも立会い工事は不要です。立会い不要な回線工事を以下の手順で行います。

立会い不要な光回線工事の手順

1.HGW(ホームゲートウェイ)の設置

光回線の利用に必要な光ファイバーケーブルの引き込み、光コンセントの設置はすでに行われているため、必要な作業はHGWの設置のみです。

送られてきたHGWを設置するだけであれば、わざわざ専門業者が行う必要はないため、業者の立会いなく光回線を利用できます。

光ファイバーケーブルの引き込みや光コンセントを設置する必要がなければ、立会い工事を行う必要はありません。

工事にかかる費用はどのくらい?

光回線工事費用 戸建てタイプ マンションタイプ
フレッツ光 19,800円
ドコモ光 19,800円 16,500円
auひかり 41,250円 33,000円
NURO光 44,000円
ソフトバンク光 26,400円
So-net光プラス 26,400円

光回線の工事にかかる費用は事業者によって異なります。フレッツ光や光コラボレーション事業者の工事費用はおよそ20,000円です。

独自の光回線をもつNURO光やauひかりは40,000円台と比較的高い傾向にあります。しかしNURO光やauひかりは工事費用実質無料キャンペーンを行なっているため、適用条件を満たせば費用を負担せず光回線を利用できます。

光回線の工事費用は事業者が行なっているキャンペーンを含めて検討することが重要です。

光回線工事における注意事項を確認

光回線工事において注意したいポイントは以下の通りです。

光回線工事のおける注意事項

  • 管理会社や所有者の許可をとる必要がある
  • 光回線工事は先着順であるためすぐに工事できないことがある
  • 土日の工事は費用が割増になることがある

光回線の工事を行う場合、管理会社やマンション所有者の許可が必要です。光回線の工事は、光ファイバーケーブルを引き込む際にマンションの穴を開けます。マンションの形を変える工事であるため、管理会社やマンション所有者の許可を取らなければなりません。

次に光回線工事は予約先着順である点に注意しましょう。工事日程は早く予約した人から決まっていきます。立会いが必要な工事であるため、特に土日は予約が集中します。結果として日程が合わず、工事開始が1ヵ月以上先になってしまうこともあるため注意が必要です。

また土日は既存の工事費用に割増賃金がかかることがあります。ドコモ光の場合、土日に工事を行うと通常料金16,500円に加え3,300円費用が割増されます。曜日によって予約が入りにくかったり、費用が割増される点に注意が必要です。

通信速度の不満を解消!原因と解決策を専門家が紹介

マンションでインターネットを使っている人は、「動画が止まってしまう」、「サクサク検索できない」など、通信速度に対する不満をもったことがある経験も。
自宅で快適にインターネットを利用するためには、通信速度が遅くなる原因を知り対処することが必要です。

インターネットが遅くなる原因を分析

インターネットの通信速度が遅くなるおもな原因は以下の3点です。

通信速度が遅くなる原因

  • インターネット設備
  • 利用設備の劣化
  • 利用者数の多さ

インターネット回線そのものの性能や、設備を継続利用したことによる劣化、同時利用者数の多さなど原因はさまざまです。いずれのパターンに該当するか確認しましょう。

1.インターネット設備に原因がある

光回線の配線方式 最大通信速度
光配線方式 1Gbps(回線業者の性能通り)
VDSL方式 100Mbps
LAN方式 100Mbps

参考:マンションタイプの配線方式について|NTTコミュニケーションズ

光ファイバーケーブルが部屋まで届いていないと、電柱から引き込んだ光回線の性能をそのまま引き継げないため通信速度が遅くなります。

マンションで最も多い配線方式は電話回線を利用したVDSL方式です。VDSL方式の場合、電柱から引き込んだ光回線をうまく接続できないため、最大通信速度を10分の1まで低下させてしまいます。

光回線を契約しているのに通信速度が遅いと感じる場合は、マンションのインターネット設備に原因があると思われます。

2.設備の古さに原因がある

インターネットを接続するためのHGW(ホームゲートウェイ)やルーターが古かったり、劣化したことで通信速度が遅くなります。

HGWやルーターは、紫外線や衝撃に弱いものです。使用環境によっては知らない間に劣化・不具合を起こしている可能性もあります。設備の劣化によってうまく光回線を接続できなくなり、通信速度を低下させてしまいます。

HGWやルーターは常に稼働しているので、知らぬ間の劣化していくものです。今までは遅く感じなかったのに、最近は急に遅くなったと感じる場合は、設備の古さや劣化に原因があると思われます。

3.利用者数の多さに原因がある

通信速度の仕組み

マンションのインターネット回線は、他の入居者と共有して利用します。利用者数が増えるとインターネット回線にかかる負荷が大きくなるため、通信速度が遅くなってしまいます。

光回線の通信速度は、いつどのようなタイミングで使っても常に同じだとは限りません。平日の夜間や土日など家でインターネットを使う時間帯に通信速度が遅くなると感じる場合は、利用者数の増加に原因があると思われます。

通信速度をチェックして現状を確認

利用目的 快適に利用するための通信速度の目安
インターネット検索 1〜10Mbps
メール送受信・LINE 128Kbps〜1Mbps
SNS 3〜10Mbps
動画視聴 4Kの場合 :20Mbps
HD 1080pの場合 :5 Mbps
HD 720pの場合 :2.5 Mbps
SD 480pの場合 :1.1 Mbps
SD 360pの場合 :0.7 Mbps
オンラインゲーム 100Mbps以上

参考:インターネットの速度|YouTubeヘルプ
参考:快適な通信速度の目安|NURO光

インターネット回線の通信速度は、以下のサイトから調べることが可能です。

どちらのサイトも現在の通信速度を簡単に計測できます。快適な通信速度は利用目的に応じて異なるものです。快適に利用するために必要な通信速度を確認し、どこまで通信速度を改善すればよいかの目安にしましょう。

通信速度を解決する3つの方法

マンションで光回線を使っていて通信速度に不満を感じたとき、解決する方法は以下の3つです。

通信速度の不満を解決する方法

  • 接続方式の切り替え
  • 独自の光回線へ切り替え
  • 最新ルーターへ変更

いずれの方法も通信速度を改善するための効果的な方法です。自分に合った方法で通信速度を改善させましょう。

1.IPv6に変更すれば空いている回線を利用できる

通信規格をIPv6へ変更すれば、空いているインターネット回線を利用できるため通信速度が改善されます。
IPv6とはインターネットの新しい通信規格。現在多くの人がIPv4というひとつ前の通信規格を利用しています。新しい通信規格であるIPv6を利用すれば、利用している人が少ないため、利用者の多い時間帯でも快適にインターネットを利用できます。

2.独自回線への切り替えれば通信速度の速い光回線と契約できる

光回線の種類 事業者 通信速度(平均速度)
フレッツ光 フレッツ光 上り:187.28Mbps、下り:254.87Mbps
光コラボレーション ドコモ光 上り:201.84Mbps、下り:256.65Mbps
独自の光回線 auひかり 上り:334.36Mbps、下り:397.82Mbps
独自の光回線 NURO光 上り:433.24Mbps、下り:489.61Mbps
光コラボレーション ソフトバンク光 上り:203.24Mbps、下り:304.26Mbps
光コラボレーション So-net光プラス 上り:232.74Mbps、下り:304.57Mbps

(出典:みんなのネット回線速度

高速通信を利用できる独自の光回線へ変更すれば通信速度は改善されます。
独自の光回線であるNURO光やauひかりの通信速度は、フレッツ光や光コラボレーションの事業者に比べおよそ2倍早いものが提供されています。

独自の光回線を利用できる人は通信速度の速い、新しい光回線への切り替えをおすすめします。

3.ルーターを最新のものに切り替えれば快適に利用できる

Wi-Fiルーターを最新機種に変更することで通信速度は改善されます。

古い機種や安価な端末の場合、最新の規格に対応していない可能性が高いです。提供される光回線がどれだけ速くても、速度を十分に発揮できないため通信速度が遅くなります。

またWi-Fiルーターの劣化でうまく通信ができていない可能性もあるため、できるだけ最新機種を使うことをおすすめします。

マンションで光回線を利用する場合のよくある質問を専門家が解説

マンションではじめて光回線を利用する人は、光回線を利用するまでどれくらい期間がかかるか、どのように契約すればよいかなどさまざまな不安や疑問が生まれます。

不安なくマンションで光回線を利用するためにも、事前に解決しておきましょう。

Q.申し込みから開通までどれくらい時間がかかりますか?

戸建ての場合は1〜2ヵ月程度、マンションの場合は約1〜3ヵ月程度かかります。

光回線を利用するためには、光ファイバーケーブルを電柱から引き込む工事が必要です。工事を行う順番を待たなくてはならないため、1〜3ヵ月程度時間がかかります。
また引越し時期の多い春は、工事が混み合う場合が多く、より時間がかかってしまうことがあるため注意が必要です。

光回線は申し込み後すぐに利用できません。利用できない間、ポケットWi-Fiを無料レンタルしてくれるところもあるので、スムーズにネット環境を作る段取りを立てておきましょう。

参考:インターネット回線工事期間|NURO光

Q.マンションで戸建てタイプの契約はできますか?

マンションに住んでいる人も戸建てタイプの契約ができます

光ファイバーケーブルを電柱から直接引き込み、部屋に穴を空ける工事が必要であるため、オーナーや大家さんの許可が必要です。戸建てタイプとマンションタイプの違いは以下の通りです。

戸建てタイプとマンションタイプの違い 戸建てタイプ マンションタイプ
利用状況 独占 共有
工事費用 高い 安い
違約金 高い 安い
月額料金 高い 安い
オプション費用 同じ

戸建てタイプは光回線を独占して利用できます。費用が高い一方、安定して快適なインターネット回線の利用が可能です。通信速度が速く、安定した光回線を利用したいマンション居住者は、戸建てタイプでの契約を検討してみることをおすすめします。

Q.引越ししたあとも引き続き利用できますか?

引越しした先が契約している光回線の提供エリア範囲内であれば引き続き利用できます。引越ししたあとの手続きは以下の通りです。

引越ししたあとの手続き

1.公式サイトか電話で申し込む
2.必要書類が送られる
3.希望日に引越し先で開通工事を行う

引越しした先でもう一度光回線の開通工事が必要となります。光回線事業者のなかには、工事費用を負担してくれるところもあるため、契約している先に確認してみましょう。

【まとめ】改善された通信速度でストレスのない生活が送れる

快適なインターネット環境は、ストレスのない充実した日々を与えてくれます。しかし、マンションの光回線は居住者との共有や自室の通信環境により、通信速度の遅延や途切れが発生する場合もあります。マンションのインターネット環境や契約内容を知り、原因を分析しながら光回線の適切な利用方法を把握することが大切です。
マンションでインターネットを利用する場合は、回線工事が不要となる場合もあります。工事が必要な場合でもキャンペーンを活用することで費用を節約できる場合があるので、お得な特典は逃さずチェックしましょう。快適なインターネット環境を構築することで、エンタメやテレワークも充実する自宅生活を送れるでしょう。

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