ホームルーターのデータ通信量は無制限って本当?通信速度の制限を受けない?

ホームルーターを利用したいけど、通信制限がかからないか心配
工事はしたくないので、ホームルーターを固定回線のように使いたい

結論からいえば、ホームルーターはデータ通信量無制限で利用できます

スマホなどと同じ、4G(LTE)・5G回線を利用していますが「月○GBまで」といった制限は、ホームルーターにはありません。

光回線のような工事は不要なのに、光回線と同じように利用できるのは嬉しいポイントですよね。

ただし、データ通信量は無制限ですが、「通信速度の制限を受けない」というわけではありません。

この記事では、ホームルーターの通信速度の制限について、詳しく解説いたします。

ホームルーターはデータ無制限で利用できるって本当?各社の契約要件をチェック!

2022年3月現在、ホームルーターのサービスは「ドコモ」「ソフトバンク」「WiMAX」「au」の4種あり、いずれのサービスもデータ通信量は無制限です

ただし、注意しないといけないのは、データ使用量に制限はありませんが、通信制限を受ける可能性はある、という点です。

各社の利用要件(契約書や注意事項)から、速度制限を受ける条件をまとめると、以下のようになります。

ホームルーター データ通信量 速度制限を受ける場合の条件
ドコモhome 5G 無制限
  • ネットワークが混雑した場合
  • 直近3日間のデータ利用量が特に多い場合
  • 一定時間内に大量のデータ通信があった場合
  • 長時間の接続、または一定時間内での連続した接続があった場合
ソフトバンクエアー 無制限
  • 夜などネットワークの利用が集中する時間帯
  • ネットワークに高負荷などが発生した場合
WiMAX 無制限 ※プラスエリアモードは上限15GB
  • ネットワークに高負荷などが発生した場合
  • ネットワークが混雑した場合
auホームルーター 5G 無制限 ※プラスエリアモードは上限30GB
  • 一定時間内に大量のデータ通信があった場合
  • ネットワークに高負荷などが発生した場合
  • ネットワークが混雑した場合

この表を見て分かる通り、各社とも、明確な基準は示されていません。

このため、条件に該当したからといって、一律に通信速度の制限を受けるというわけではありませんが、留意はしておきましょう。

それでは、各社の制限についてもう少し具体的に解説いたします。

「ドコモ home 5G」の通信制限の内容の詳細

ドコモのホームルーターである「ドコモ home 5G」の通信速度の制限内容は、以下のように記載されています。

ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。

また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまはそれ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。

なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。

出典:提供条件書「料金プラン(home 5G)」より抜粋

「ネットワークの混雑状況」というのは、簡単にいえば同じエリアでどのくらいの人が利用しているのか、によるものです。

「ドコモ home 5G」は、ドコモのスマホと同じ4G(LTE)・5G回線を利用しています。

4G(LTE)・5Gの回線は、電波塔から発信される電波を受信可能な範囲にいる人たちでシェアしている仕組みです。

このため、エリア内の利用者が増えると電波塔にアクセスが集中し、通信速度が遅くなってしまうことがあるのです。

特に、夕方から夜といった、仕事や学校が終わった頃は回線が混雑しやすくなるため、通信速度が低下しやすいと考えられます。

混雑以外では「当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合」や「一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合」、「長時間接続した場合」、「一定時間内に連続で接続した場合」で制限がかかるとされています。

しかし、これらの条件は一般的なインターネットの利用では対象になることはないと考えられます

これらの制限は、P2Pを使った違法性のあるファイル共有ソフトの利用や、PCがウイルスに感染したことによる不特定への攻撃的なアクセスなど、通常のインターネットの利用では起こりえない通信を防止するためのものです。

ですので「1日中ネットフリックスを見ていた」「長時間、YouTubeのライブ配信を見ていた」といったことをしても、速度制限を受ける心配はありません。

「ソフトバンクエアー」の通信制限の内容の詳細

ソフトバンクのホームルーターである「ソフトバンクエアー」の通信速度の制限内容は、以下のように記載されています。

ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

出典:ソフトバンク公式サイト「SoftBank Air(ソフトバンクエアー) の速度制限などについて」より抜粋

各社共通ですが、ホームルーターはスマホと同じ電波を利用しているので、同じエリア(共通の電波塔を利用する範囲)の利用者が増えると、通信速度が低下する可能性があります。

ただし、ソフトバンクエアーの場合、他社と異なるのは「混雑した場合に通信速度の制限を行う」ではなく「ご利用の集中する(混雑する)時間帯は制限を行う」という点です。

つまり、混雑の傾向予測から、実際に混雑している・していないに関わらず制限が発生する可能性がある、ということです。

例えば住まいの地域が夜に混雑する傾向がある場合「毎日午後9時になると突然通信速度が遅くなり、午前1時を過ぎるとまた突然通信速度が元に戻る」ということもあります。

予測に反して実際に回線が混雑した場合も「特定のエリアでネットワークが高負荷になった場合」とあるように、時間に関係なく通信速度の制限が発生します。

このため、住まいの地域によっては不都合に感じる人もいるでしょう。

一方、他社にあるような「一定期間内の大量のデータ通信があった場合」など、利用状況による通信速度の制限についての記載はありません。

逆をいえば、回線が混雑する要因が少ないところについては、一切の制限がないともいえるため、住まいの地域によっては完全な無制限回線で利用できるともいえます。

「WiMAX」の通信制限の内容の詳細

WiMAXは、auと同じKDDIグループである「UQWiMAX」が提供しているネットワーク回線です。

なお、回線提供元であるUQWiMAXのほかにも、WiMAXを利用した通信サービスには「vision WiMAX」や「カシモWiMAX」、「GMOとくとくBB」などがあります。

これらはサービス提供会社(プロバイダ)が異なるだけで、利用回線も通信制限の条件も共通です。

WiMAXの通信速度の制限内容は、以下のように書かれています。

より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

エリア混雑状況により速度を制限する場合があります。

ネットワークの継続的な高負荷などが発生した場合、状況が改善するまでの間、サービス安定提供のための速度制限を行う場合があります。

本サービスは、ベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等によって大幅に低下する場合があります。

出典:UQモバイル公式サイト「WiMAX +5Gサービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について」「ギガ放題プラス」より抜粋

上記の内容を整理すると、WiMAXで通信速度の制限が発生する可能性があるのは「大量のデータ通信をした場合」と「回線が混雑した場合」の2パターンです。

ただし「大量のデータ通信」といっても、具体的な容量は明言はなく、月間のデータ通信量に基づいた一律の通信制限ではありません。

通常のインターネットで想定される範囲であれば、通信速度の制限を受けることはないでしょう。

「本当に制限を受けないか心配」という人にも、WiMAXは「データ量通知サービス」といって、通信制限を受ける利用者に対してメール連絡をするサービスがあります。

気づかない内に、通信速度の制限がかかるということがなくなるので、安心感に繋がるでしょう。

また、通信回線が混雑すると通信速度に制限がかかる(遅くなる)点は、ドコモやソフトバンクのホームルーターとも共通しています。

ただし、WiMAXのホームルーターはWiMAX回線だけではなく、auの4G(LTE)/5G回線も利用可能で、高速で通信できる方に自動的に接続されます。

WiMAX回線が混んで遅くなっていればau回線、au回線が混んでいればWiMAX回線、といったように切り替わるので、混雑時間帯でも速度が落ちにくいメリットがあります。

WiMAXは2022年2月1日より「3日で15GB」の制限撤廃!より利便性が良くなった

これまで、WiMAXの利用を考えていた人の中には「WiMAXは3日で15GB以上利用すると通信速度が遅くなる」という話を聞いていた人もいるでしょう。

しかし、この制限は2022年2月1日に撤廃され、利用状況による一律の通信速度制限はなくなりました

これから新たにWiMAXを利用する人はもちろん、これまでWiMAXを利用している人も「3日で15GB」の制限を受けることはありません。

ただし、WiMAXには「プラスエリアモード」というものがあり、このモードで接続した場合には「3日で15GB」といった一律の制限が設定されています。

プラスエリアモードは、ホームルーターで利用するメリットはないですが、機能として存在するので注意しましょう。

なお、プラスエリアモードは、「auホームルーター5G」にも共通するものなので合わせて解説しています。

気になる方は、先にこちらをチェックしてみてください。

「auホームルーター5G」の通信制限の内容の詳細

auが提供しているホームルーターは、同じくKDDIグループであるWiMAXが提供しているホームルーターと中身は同じです。

利用している回線はもちろん、提供している機種まで同じです。月額料金や利用規約に違いはありますが、基本的には「WiMAXと同じもの」と考えてよいでしょう。

通信速度の制限内容についても、WiMAXとほぼ共通となっています。

一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。「エクストラオプション」加入の場合も対象です。

ご利用されるエリアの混雑状況により速度が低下する場合があります。

ネットワークの継続的な高負荷などが発生した場合、状況が改善するまでの間、サービス安定提供のための速度制限を行う場合があります。

出典:au公式サイト「ホームルータープラン5G」より抜粋

WiMAXと同じく、データ通信量による一律の制限は「auホームルーター」にもありません

一定時間内に大量のデータ通信があった場合の制限についても、通常のインターネットの利用により制限がかかるということはないでしょう。

回線の混雑についても、WiMAXと同様に、WiMAX回線と、auの4G(LTE)・5G回線を利用しています。

このため、混雑していない回線(通信速度が速い方の回線)に自動的に切り替わるので、比較的混雑に強いと考えられるでしょう。

なお、auのホームルーターには「プラスエリアモード」といって、よりエリアが広く、障害物にも強い電波で通信できるモードが備わっています。

ただし「プラスエリアモード」の利用には、一律の通信速度制限が設けられています

ホームルーターで、プラスエリアモードを利用する必要は基本的にありませんが、知らずに利用していると通信速度の制限を受けてしまうことがあるので注意しましょう。

WiMAXとauホームルーター5Gの「プラスエリアモード」とは?

WiMAXとauのホームルーターには「プラスエリアモード」という機能が備わっています。

初期設定では「スタンダードモード」になっており、必要に応じて本体の設定を「プラスエリアモード」に切り替えて利用します。

モード データ上限 プランナバンド(800MHz)対応
スタンダードモード
(初期設定)

無制限
×
非対応
プラスエリアモード ×
制限あり
対応

大きな違いは、プラチナバンドといわれる800Mhz帯に対応しているかという点です

プラチナバンドとは、電波の一種で、建物などの障害物に強く、より遠くまで届く周波数帯(700~900Mhz帯)のことです。

スタンダードモード(初期設定)では、プラチナバンドが利用できませんが、代わりにデータ通信量は無制限となっています。

一方、プラスエリアモードでは、プラチナバンドでの通信が可能ですが、一月のデータ通信量に上限が設定されています。

持ち運んで利用するモバイルWi-Fiルーターの用途であれば、場所によってはプラスエリアモードで繋いだ方が通信が安定するのでメリットがありますが、ホームルーターは固定位置です。

このため、設置する際に電波の通りがよい場所に設置しておけば、わざわざプラスエリアモードに切り替える必要はありません。

むしろ「プラスエリアモードにしないと電波をうまく受信しない」という場合は、設置場所が悪いのかauやWiMAXのホームルーターが向いていないエリアといえます。

ホームルーターは本当に無制限?時間帯別の平均速度を調査

ホームルーターの速度制限について、各社の契約内容から解説してきました。

各社の速度制限の内容から、ホームルーターの速度制限の傾向をまとめると以下のようになります。

ホームルーターの速度制限について

  • データ通信量など一律の通信速度制限はなく無制限で利用できる
  • エリア内の通信回線が混雑すると速度制限が起こる可能性がある

エリア内の通信回線の混雑は、利用者本人ではどうしようもありません。

また、基準も明確ではないので「実際、どのくらい通信速度の制限がどのくらい実施されているのか?」というのが気になるポイントになるでしょう。

そこで、各社のホームルーターの時間帯別の平均速度の変化を調査しました。

この結果は、あくまで平均値なので、実際に契約した際に同様の数値が出るというものではありません。

ただし、時間帯別の速度変化が大きければ、通信回線の混雑による速度制限が実施されていると推測できるので1つの目安になります。

なお、auのホームルーターはWiMAXのホームルーターと同じ回線、同じ機種なので、利用者の多いWiMAXのホームルーターで調査しました。

時間帯別通信速度の変化
回線サービス (調査機種) ドコモhome5G
(HR01)
ソフトバンク
(ターミナル5)
WiMAX
(Speed Wi-Fi HOME 5G L11)
平均速度 206.33Mbps 78.57Mbps 79.38Mbps
朝(5:00~8:59) 275.7Mbps 97.25Mbps 91.16Mbps
昼(12:00~12:59) 184.37Mbps 70.97Mbps 56.6Mbps
夕方(16:00~18:59) 174.71Mbps 70.56Mbps 61.65Mbps
夜(20:00~22:59) 168.93Mbps 67.1Mbps 65.83Mbps
深夜(0:00~4:59) 261.37Mbps 99.04Mbps 67.57Mbps

出典:「みんなの回線速度」より出典。2022年3月3日に確認

この結果を見ると、各社とも大きく通信速度が落ち込む時間帯はないといえるでしょう。

早朝や深夜に通信速度が上がる傾向がありますが、これはむしろ回線を利用しない人が少なくなったので通信速度が速くなった、と見るべきでしょう。

通信回線の混雑による通信速度の制限は、今のところ積極的に実施されていないと考えられます。

ただし、ホームルーターはまだまだ普及が始まったばかりです。

今後、ホームルーターの利用者が増えてくると、通信速度の制限が実施されるようになるかもしれません。

ホームルーターの選び方は?おすすめの選び方を紹介

いずれのホームルーターもデータ通信量は無制限なので、光回線と同じように家のインターネット回線としても十分に利用できます

しかも端末が届けばその日から使えるようになるのも魅力的なポイント。

光回線のように工事も必要ないので「工事の日まで待っていられない」「そもそも賃貸で工事ができない」という人におすすめです。

でも、ホームルーターにはいくつか種類があり、結局どれを選べばいいのかわかりにくいと思っている人もいるでしょう。

ここからは、編集部がおすすめするホームルーターの選び方を紹介していきます。

ホームルーター選びはまずは「スマホとのセット割」を確認

ホームルーターは、光回線と同じようにスマホとのセット割を組むことができます。

契約しているスマホキャリアと対応しているホームルーターを利用すれば、スマホ料金が永年割引になるので、お得に利用できるのです

各社のスマホとのセット割の対応は、以下のとおりです。

ホームルーターの種類 セット割に対応しているスマホキャリア
ドコモ home 5G ドコモ
ソフトバンクエアー ソフトバンク
ワイモバイル
WiMAX
auホームルーター 5G
au
UQモバイル

割引額は、契約しているスマホやそのプランによって異なりますが、毎月1000円程度。しかも契約者本人だけではなく、一緒に暮らしている家族のスマホも割引きになります。

大きな節約になるので、セット割に対応しているスマホキャリアを利用しているのであれば、そのホームルーターの契約がおすすめです。

スマホが格安スマホなど、対応しているスマホキャリア以外の場合は、通信速度や利用シーンを考えて契約するとよいでしょう。

セット割のない格安スマホを使っているなら通信速度が速い「ドコモ home 5G」がおすすめ

家のネット回線となるホームルーターにとって、通信品質は重要です。

必ずしも、通信速度が重要になるわけではありませんが、通信速度が高ければ高いほど、家族みんなで同時に接続してもネットがサクサク見られるというメリットがあります

各ホームルーターの通信速度の平均値は以下のとおりです。

回線サービス
(調査機種)
ドコモ home 5G
(HR01)
ソフトバンク
(ターミナル5)
WiMAX
(Speed Wi-Fi HOME 5G L11)
平均速度 206.33Mbps 78.57Mbps 79.38Mbps

出典:「みんなの回線速度」より出典。2022年3月3日に確認

この結果から見てもわかる通り「ドコモ home 5G」が突出して速い通信速度が出ていることがわかります。

ただ、ドコモ以外のホームルーターが遅いかといえば、そういうわけではありません。

例えば、通信速度が特に必要とされる超高画質(4K)動画の視聴も25Mbpsで十分とされているので、どのホームルーターもクリアしています。

ただし、同居している家族それぞれが同時に別々の超高画質動画を視聴するとなった場合、ソフトバンクやWiMAXの通信速度では、快適に見られるのは3人までです。

一方、ドコモのホームルーターであれば理論上、8人同時に視聴しても快適に見ることができます。

スマホ割による割引きがないのであれば、通信速度の速い「ドコモ home 5G」がおすすめといえます。

ホームルーターを契約住所外で利用したいならWiMAX

ホームルーターは、家で使うネット回線なので、持ち運んで外で利用するということは基本的にありません。

でも「スマホ回線を使っているのだから、外に持ち出して使えるのでは?」と思う人もいるでしょう。

しかし実際は、一般的なホームルーターは契約住所以外での利用は禁止されており、持ち出して利用すると通信が強制的に停止されてしまいます

しかし、WiMAXだけ別です。WiMAXのホームルーターのみ、契約住所外での利用が認められており、持ち運びも可能なのです。

この理由は、WiMAXは「ホームルータータイプ」も「モバイルルータータイプ」も、共通の契約プラン(契約内容)となっているためです。

回線サービス ドコモhome5G ソフトバンク WiMAX au
契約住所外での利用 ×
不可
×
不可

可能
×
不可

なお、WiMAXは、auのホームルーターと回線も機種も、スマホ割引きも同じですが、契約住所外での利用が可能という点でWiMAXの方が自由度が高いといえます。

申し込み先によっては、料金的にもお得なので、特に理由がなければauよりもWiMAXのホームルーターがおすすめです。

自宅でも事務所でも快適にインターネットを利用したいフリーランスの方にとっては、どちらの固定回線もWiMAX1台で済ませられるのは魅力的なポイントです。

また、コンセントさえあれば使えるので、例えばキャンピングカーなどで長期間の旅行に出る人にもおすすめのネット回線といえるでしょう。

編集部おすすめのホームルーター3選!お得な申し込み先も紹介!

ここからは、おすすめのホームルーターと、編集部がおすすめするお得な申し込み先を紹介しましょう。

同じキャリアのホームルーターであってもキャッシュバックの金額や月額料金に違いがあったりします。

契約先が違っていても、通信品質に大きな違いはありませんので、できるだけお得な申し込み先から契約するとよいでしょう。

なお、編集部がおすすめするホームルーターの回線と申し込み先は、以下の通りです。

おすすめのホームルーター おすすめの申し込み先
ドコモ home 5G GMOとくとくBB
ソフトバンクエアー モバレコAir
WiMAX GMOとくとくBB

「ドコモhome5G」ならおすすめは「GMOとくとくBB」

まずは「ドコモhome5G」の基本的な情報についておさらいしておきましょう。

ドコモ home 5Gの基本情報

月額料金 4,950円
契約事務手数料 3,300円
端末代金 HR01:39,600円
※月々割により実質無料
下り通信速度の平均※ 206.33Mbps

出典:「みんなの回線速度」より出典。2022年3月3日に確認

ドコモのホームルーターは、公式のドコモオンラインショップのほか、契約代理店から申し込むことが可能です。

月額料金に違いはありませんので、特典やキャッシュバックの金額で選ぶとよいでしょう。

おすすめは「GMOとくとくBB」です。

キャッシュバックは18,000円(Amazonギフト券)と、編集部調べの中で最高額です。

キャッシュバックを受ける際に、必須となるオプションなどもなく、回線開通確認月を含む4ヶ月後に登録したメールアドレスにAmazonのギフトコードが届きます。

GMOとくとくBB(ドコモホームルーター)

ソフトバンクエアーならおすすめは「モバレコAir」

まずは「ソフトバンクエアー」の基本的な情報についておさらいしておきましょう。

ソフトバンクエアーの基本情報(公式での申し込みの場合)

月額料金 5368円(24ヶ月は4,180円)
契約事務手数料 3,300円
端末代金 Airターミナル4/4NEXT(5G非対応端末):59,400円
※月月割により実質無料
Airターミナル5(5G対応端末):71,280円
※月月割により実質無料
下り通信速度の平均※ 78.57Mbps

出典:「みんなの回線速度」より出典。2022年3月3日に確認

ソフトバンクエアーの申し込みは公式である「Yahoo!BB」や代理店などがありますが、編集部おすすめは「モバレコAir」です。

「モバレコAir」は、ソフトバンクエアーと同じ回線・端末を利用して株式会社グッド・ラックが運営しているサービスのこと。

回線品質やスマホ割などのサービスもソフトバンクエアーと全く同じですが、月額料金の割引きやキャッシュバックが大きく、お得に利用できるのが特徴です。

モバレコAirの特典内容(Airターミナル5の場合)

モバレコAir限定月額キャペーン 1~2ヶ月は2,167円(3201円引き)
3~24ヶ月は3,679円(1689円引き)
キャッシュバック 30,000円

ソフトバンクエアーの公式で申し込んだ場合、2年間(24ヶ月)は割引きにより4,180円で利用できますが、モバレコAirの限定月額キャンペーンの割引き額の方がさらにお得です。

月額料金2年間の総額で比較すると、モバレコAirの方が15,048円も安くなりますし、さらに30,000円のキャッシュバックもあります。

ただし、モバレコAirはただ安いわけではなく、契約すると株式会社グッド・ラックが提供する「GL プレミアムメンバーズ」サービスへの加入がセットになっています。

会員費不要のメルマガサービスですので、使用上の不都合はありませんが、簡単にいえば「広告付きなのでその分、安く利用ができる」という仕組みです。

モバレコAir

「WiMAX」ならおすすめは「GMOとくとくBB」

まずは、WiMAXの概要についておさらいしましょう。

WiMAXの基本情報(UQWiMAXでの申し込みの場合)

月額料金 4,818円(25ヶ月目までは4,268円)
契約事務手数料 3,300円
端末代金 21,780円
下り通信速度の平均※ 79.38Mbps

出典:「みんなの回線速度」より出典。2022年3月3日に確認

WiMAXは、ホームルーターの中でも特に申し込み先が多く、どこに申し込めばお得か迷ってしまう人も多いでしょう。

WiMAX回線の提供・管理をしている「UQWiMAX」のほか、「GMOとくとくBB」、「カシモWiMAX」、「vision WiMAX」など、さまざまなWiMAXがあります。

中でも、編集部がおすすめするのは「GMOとくとくBB」です。

数あるWiMAXの中でも、特典が充実していて、しかも月額割引も受けられるので、特にお得に利用できるからです。

「GMOとくとくBB」の特典内容

「GMOとくとくBB」限定の月額料金 1~2ヶ月は2,079円
3~36ヶ月は4,389円
36ヶ月以降は4,444円
端末代金 一括0円
キャッシュバック 13,000円
他社からの乗り換えの場合は20,000円
割引き プラスエリアモードの利用料(1,100円)が36ヶ月間無料

GMOとくとくBB(WiMAX)

ホームルーターの思わぬ落とし穴!場合によっては光回線が向いている場合も

ホームルーターは、データ通信量に制限がないので、基本的には光回線と同様に利用ができます。

しかし、利用用途によってはホームルーターより、光回線を契約した方がいい場合もあります。

ホームルーターよりも光回線の方が向いている人

  • 仕事などで大容量データ(動画データなど)を送信する人
  • オンラインゲームでもFPSや格闘ゲームなどスピード感のあるゲームをする人

それぞれの理由について、簡単に解説いたします。

仕事などで大容量データ(動画データなど)を送信する人

ホームルーターの通信速度は、下り速度(ダウンロード)については、光回線に匹敵するほどの速度があります。

しかし、上り速度(アップロード)は、光回線の10分の1程度しかありません。

一般的なインターネットの利用のほとんどは、動画視聴やWebサイトの閲覧など、ほとんどが下り速度に関係するものなので、使い勝手に大きな違いはありません。

しかし、動画クリエイターなど、大容量のデータをアップロードする場合、上り速度の遅いホームルーターでは不便に感じることもあるでしょう。

このような人は、工事をしてでも光回線の利用を検討しましょう。

オンラインゲームでもFPSや格闘ゲームなどスピード感のあるゲームをする人

自作PCや専用の高性能PCでオンラインゲームを楽しんでいる人は、ホームルーターよりも光回線の方がおすすめです。

オンラインゲームでは、通信速度も重要ですが応答速度(PNG値)も重要です。

応答速度は、簡単にいえばインターネットの体感速度を数値化したもので、数値が小さければ小さいほど、ネットがサクサク、ラグがなく利用できることを意味しています。

一般的なインターネットの利用や、オンラインゲームでも家庭用ゲーム機を利用する場合は、50msもあれば十分で、この数値はホームルーターでも出ます。

しかし、スピード感があり一瞬を競うようなオンラインゲーム、例えば格闘ゲームやFPSゲームの場合は、最低でも30ms、可能であれば10ms以下が望ましいとされています。

30ms以下の応答速度が出るのは、今のところ光回線だけです。

ホームルーターでも利用される5G回線は、光回線に匹敵する低遅延が技術的には実現できるとされていますが、まだまだ普及段階です。

数年後であればともかく、現状ではやはり光回線の方が優れているといえるでしょう。

まとめ

ホームルーターが無制限で利用できるのかについて、解説してきました。

この記事の重要なポイントは以下のとおりです。

  • ホームルーターはデータ通信量無制限で利用できる
  • 通信回線の混雑により速度制限される可能性はある
  • ホームルーターを選ぶ際はスマホとのセット割を基準に選ぶのがおすすめ

ホームルーターは、まだ普及が始まったばかりの比較的新しい通信回線です。

この記事を参考に、ぜひホームルーターの申し込みを検討してみましょう。

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